Microsoft .NET Framework 3.5 Client Profile リリース ノート

 

目次

1.      システム要件1

1.1.       サポートされているアーキテクチャ1

1.2.       サポートされているオペレーティング システム1

1.3.       ハードウェア要件2

1.4.       .NET Framework 3.5 SP1 のインストール2

2.      既知の問題2

2.1.       インストール2

2.2.       アンインストール3

2.3.       製品の問題3

2.3.1.         一般的な問題3

2.3.2.         サポートされていないアセンブリ4

2.3.3.         サポートされていない API5

 

 

1.                 システム要件

1.1.          サポートされているアーキテクチャ

·         X86

1.2.          サポートされているオペレーティング システム

·         Microsoft Windows XP SP2 以降

1.3.          ハードウェア要件

·         最小 : 400 MHz の CPU、96 MB の RAM、解像度 800 x 600 で 256 色のディスプレイ

·         推奨 : 1.0 GHz 以上の CPU、256 MB 以上の RAM、解像度 1,024 x 768 で High Color (32 ビット) のディスプレイ

·         最大 500 MB のハード ディスク空き容量が必要 

1.4.          .NET Framework 3.5 SP1 のインストール

.NET Framework 3.5 Client Profile は、.NET Framework によってサポートされているすべてのプラットフォームにインストールすることを意図したものではありません。.NET Framework 3.5 Client Profile は、どのバージョンの .NET Framework もインストールされていないことが検出された Windows XP SP2 以降のコンピュータにのみインストールされます。コンピュータにこれ以外のオペレーティング システムと .NET Framework のバージョンの組み合わせが検出された場合は、.NET Framework 3.5 Client Profile ではなく、.NET Framework 3.5 SP1 全体がインストールされます。詳細については、「.NET Framework 3.5 Client Profile Deployment Guide」(英語) を参照してください。

2.                 既知の問題

2.1.          インストール

2.1.1.     リリース バージョンをインストールする前に、プレリリース版などの、.NET Framework 3.5 Client Profile の以前のバージョンをアンインストールする

プレリリース版の .NET Framework 3.5 Client Profile がインストールされている場合は、このインストールを実行する前に、プログラムの追加と削除でアンインストールしておく必要があります。

この問題を解決するには

この問題の回避策はありません。

2.1.2.     .NET Framework 3.5 Client Profile をインストールした Windows XP コンピュータは、.NET Framework 3.5 Client Profile をアンインストールしない限り、Windows Vista にアップグレードできない

Windows XP コンピュータに .NET Framework 3.5 Client Profile をインストールした状態で Windows Vista にアップグレードしようとすると、アップグレードの前に .NET Framework 3.5 Client Profile をアンインストールするよう求められます。

ユーザーは Windows XP のコンピュータを Windows Vista にアップグレードする前に、.NET Framework 3.5 Client Profile をアンインストールする必要があります。コンピュータを Windows Vista にアップグレードした後に、.NET Framework 3.5 Client Profile アプリケーションが正しく機能しない場合があります。ユーザーは Windows Vista にアップグレードした後に .NET Framework 3.5 SP1 をインストールできます。

この問題を解決するには

ユーザーは、Windows Vista にアップグレードする前に .NET Framework 3.5 Client Profile をアンインストールする必要があります。ユーザーは Windows Vista にアップグレードした後に .NET Framework 3.5 SP1 をインストールできます。詳細については、KB955459 を参照してください。

2.2.          アンインストール

.NET Framework 3.5 Client Profile のアンインストールに関する既知の問題はありません。.NET Framework 3.5 SP1 のその他の問題については、『.NET Framework 3.5 SP1 リリース ノート』を参照してください。

2.3.          製品の問題

2.3.1.     一般的な問題

2.3.1.1.                        .NET Framework 3.5 Client Profile を使用するときに Windows Presentation Foundation アプリケーションから印刷できない

Windows Presentation Foundation の印刷機能を使用するアプリケーションは、機能しません。アプリケーションのエンド ユーザーは、Windows Presentation Foundation での印刷ができるように XPS Essentials Pack 1.0 をインストールするよう求められます。

.NET Framework 3.5 Client Profile には、MSXML 6.0 および XPS Essentials Pack 1.0 の最新バージョンが含まれていません。ただし、開発者は配置するアプリケーションにこの機能を含めることができます。詳細については、「.NET Framework 3.5 Client Profile Deployment Guide」(英語) を参照してください。

この問題を解決するには

Windows Presentation Foundation アプリケーションの全印刷機能を使用できるようにするために、ユーザーは MSXML 6.0 および XPS Essentials Pack 1.0 をインストールする必要があります。詳細については、KB955465 を参照してください。

2.3.1.2.                        .NET Framework 3.5 アプリケーションで、.NET Framework 3.5 SP1 の完全インストールにアップグレードするよう求められる場合がある

.NET Framework 3.5 Client Profile を使用して実行している場合、既存の .NET Framework アプリケーションが正しく実行されない場合があります。.NET Framework 3.5 Client Profile では、アプリケーションがクライアント アプリケーションであることを宣言する構成ファイルが、すべてのアプリケーションに対して存在する必要があります。アプリケーションの構成ファイルに適切なエントリがない場合、エンド ユーザーは .NET Framework 3.5 SP1 をインストールするよう求められます。

この問題を解決するには

この問題を解決するには、以下のいずれかの操作を実行できます。

1.                   アプリケーション開発者は、次のエントリの構成ファイルをアプリケーションに追加できます。

<configuration>
   <startup>
      <supportedRuntime version="v2.0.50727" sku="client" />
   </startup>
</configuration>


2.                   アプリケーション開発者は、Visual Studio 2008 SP1 でアプリケーションを開発し、詳細コンパイル オプションを使用して、Client Profile を対象とするようにアプリケーションを設定できます。

3.                   エンド ユーザーは、.NET Framework 3.5 SP1 にアップグレードしてアプリケーションを使用することもできます。

2.3.1.3.                        ADO.NET データ プロバイダを列挙する .NET Framework アプリケーションで、インストールされていない Oracle データ プロバイダが使用可能であると表示される

.NET Framework の machine.config ファイルには、ADO.NET Oracle データ プロバイダへの参照が含まれています。しかし、System.Data.OracleClient.dll ファイルは .NET Framework 3.5 Client Profile に含まれていません。ADO.NET データ プロバイダを列挙するすべてのアプリケーションで、インストールされていない Oracle データ プロバイダが使用可能であると誤って表示されます。

この問題を解決するには

ADO.NET Oracle データ プロバイダを必要とするアプリケーションの場合、アプリケーション開発者は、.NET Framework 3.5 SP1 をインストールする必要があります。

2.3.1.4.                        .NET Framework 3.5 Client Profile を使用するときに Windows Communications Foundation サービスを監視または制御できない

ユーザーに Windows Communications Foundation サービスの監視を許可するアプリケーションは機能しません。.NET Framework 3.5 Client Profile には、Windows Communications Foundation サービスの監視と制御を可能にする Windows Management Instrumentation が含まれていません。アプリケーションにこの機能が必要な場合、開発者またはユーザーは .NET Framework 3.5 SP1 をインストールする必要があります。

この問題を解決するには

回避策はありません。ユーザーまたは開発者は、.NET Framework 3.5 SP1 をインストールする必要があります。

2.3.1.5.                        .NET Framework の古いバージョンをインストールしようとするアプリケーションで、ユーザーに .NET Framework 3.5 SP1 以降をインストールすることが求められる

.NET Framework 3.5 Client Profile は、.NET Framework の古いバージョンではサポートされていません。.NET Framework の古いバージョンをインストールしようとする古いアプリケーションでは、インストールしようとしている .NET Frameworkのバージョンが .NET Framework 3.5 Client Profile と互換性がないことを通知するメッセージが表示されます。また、.NET Framework の古いバージョンをクワイエット モードでインストールする場合にも、ユーザーは .NET Framework の最新バージョンをインストールするよう求められます。

この問題を解決するには

ユーザーは、.NET Framework の古いバージョンをインストールするアプリケーションのインストールを停止する必要があります。その後、.NET Framework 3.5 SP1 以降をインストールできます。インストールを完了した後、以前はできなかったアプリケーションのインストールを再度開始できます。アプリケーションのインストールでは、.NET Framework の新しいバージョンがインストールされていることが検出され、アプリケーションのインストールが続行されます。

2.3.2.     サポートされていないアセンブリ

インフラストラクチャには、.NET Framework 3.5  Client Profile をサポートするために次のアセンブリが含まれていますが、アプリケーションから直接使用することができません。 Client Profile を対象とするアプリケーションでこれらのアセンブリを直接参照および使用する機能はサポートされていません。 これらのアセンブリは、Client Profile の将来のバージョンで削除される可能性があります。

·         csc.exe

·         jsc.exe

·         Microsoft.JScript.dll

·         Microsoft.Vsa.dll

·         System.Messaging.dll

2.3.3.     サポートされていない API

.NET Framework 3.5 Client Profile では、次の API がサポートされていません。 Client Profile を対象とするアプリケーションに使用しないでください。 これらの API は、.NET Framework Client Profile の将来のバージョンで削除される可能性があります。

System.dll

·         System.CodeDom.* (この名前空間のすべての API)

·         System.CodeDom.Compiler.* (この名前空間のすべての API)

o   GeneratedCodeAttribute を除く

·         Microsoft.VisualBasic.VBCodeProvider

·         Microsoft.CSharp.CSharpCodeProvider

System.Management.dll

·         System.Management.ManagementClass.GetStronglyTypedClassCode(Boolean, Boolean)

·         System.Management.ManagementClass.GetStronglyTypedClassCode(CodeLanguage, String, String)

·         System.Management.Instrumentation.* (この名前空間のすべての API)

System.Runtime.Remoting.dll

·         System.Runtime.Remoting.Channels.Http.HttpRemotingHandler

·         System.Runtime.Remoting.Channels.Http.HttpRemotingHandlerFactory

·         System.Runtime.Remoting.Services.RemotingService

System.ServiceModel.dll

·         System.ServiceModel.Activation.* (この名前空間のすべての API)

System.ServiceModel.Web.dll

·         System.ServiceModel.Activation.* (この名前空間のすべての API)

System.IdentityModel.dll

·         System.IdentityModel.Selectors.* (この名前空間のすべての API)

System.Web.Services.dll

·         System.Web.Services.* (この名前空間のすべての API)

·         System.Web.Services.Configuration.* (この名前空間のすべての API)

·         System.Web.Services.Diagnostics.* (この名前空間のすべての API)

·         System.Web.Services.Discovery.* (この名前空間のすべての API)

·         System.Web.Services.Protocols.* (この名前空間のすべての API)