2012 年 3 月 6 日

バージョン情報

次の表に、Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラムのリリース日とバージョン番号に関する情報を示します。

リリース日

リリース名

Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム

適応キット/Phone のビルド

Zune® ソフトウェア

3/26/2012

RTW

40219.390

8773.20120308-1218

04.08.2345.00

2/27/2012

CTP

40219.379

8731.20111209-1703

04.08.2345.00

新機能

以前のリリース

システム要件

次の表に、Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラムのシステム要件を示します。

サポートされるオペレーティング システム

  • Windows Vista® Service Pack 2 32 ビット (x86) 版および 64 ビット (x64) 版 (Windows 7 Starter を除くすべてのエディション)

  • Windows 7 32 ビット (x86) 版および 64 ビット (x64) 版 (Windows 7 Starter を除くすべてのエディション)

ハードウェア

  • インストールには、システム ドライブに 1.5 GB の空きディスク領域が必要です。

  • RAM 3 GB

Windows Phone エミュレーター

  • Windows Phone エミュレーターを実行するには、Microsoft DirectX® 10 または DirectX 11 対応のグラフィックス カードと Windows Display Driver Model (WDDM) 1.1 ドライバーおよび DDI 10 以降が必要です。

  • Windows Phone エミュレーターには、GPU エミュレーションが必要です。これは、特定のシナリオ、たとえばアプリケーション パフォーマンスのプロファイリング、XNA® Framework アプリケーション、Web ブラウザー コントロール内のコンテンツ表示をサポートするためです。

Windows Phone エミュレーターによる GPU 周辺機器のエミュレーションのサポートには、上記の Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラムの要件を満たすコンピューター上のホスト GPU が使用されます。他のすべてのコンピューターでは、エミュレーターはソフトウェア エミュレーションに戻りますが、これはサポートされていません。Windows 7 では、コマンドライン ウィンドウで dxdiag を実行すると、そのコンピューターが推奨構成をサポートしているかどうかを確認できます。

Windows Phone エミュレーターの詳細については、「Windows Phone エミュレーターのセットアップとシステムの要件」を参照してください。

ページのトップへ

インストールの必要条件

インストールとアンインストール

既知の問題

Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラムには以下の問題があることが判明しています。

  • アプリケーションのマニフェストにエントリを追加して 256 MB デバイスをオプトアウトした後でも、Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラムを使用すると、アプリケーションを 256 MB バージョンの Windows Phone エミュレーターや Windows Phone 上で実行できます。256 MB デバイスをオプトアウトするには他にも、WMAppManifest.xml ファイルに REQUIREMENTS セクションと REQUIREMENT 要素を追加して Name 属性の値 ID_REQ_MEMORY_90 を指定することが必要です。このようにすれば、256 MB デバイス上での実行をオプトアウトするよう開発者が指定したアプリケーションは Marketplace からダウンロードできなくなります。

  • 汎用のバックグラウンド エージェントは 256 MB デバイスおよび 256 MB エミュレーターではサポートされません。アプリケーションがバックグラウンド エージェントを使用して PeriodicTask タスクや ResourceIntensiveTask タスクを追加するように設計されている場合は、InvalidOperationException 例外が発生します。この例外は、バックグラウンド エージェントの数がそのデバイスの上限に達したことを示します。アプリケーションが 256 MB デバイスおよび 256 MB エミュレーター上で確実に実行されるようにするには、この例外を処理するようにアプリケーションを設計してください。

    注:

    この例外は、Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム CTP 以降に更新された項目の 1 つです。Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラム CTP では、バックグラウンド エージェントを追加するようにアプリケーションが設計されている場合に SchedulerServiceException 例外が発生します。Windows Phone SDK 7.1.1 更新プログラムでは、この例外が InvalidOperationException 例外に変更されています。この例外の処理方法については、「Windows Phone のバックグラウンド エージェントのベスト プラクティス」を参照してください。

ページのトップへ

互換性に影響する変更点

既知の互換性に影響する変更点はありません。

著作権と機密性に関する声明

このドキュメントがサポートするのは、最終的な製品版の前に大幅に変更される可能性がある、ソフトウェア製品の暫定版です。このドキュメントは情報提供のみを目的としており、明示または黙示にかかわらず、このドキュメントの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。URL などのインターネットの Web サイトの参照先を含め、このドキュメントに記載された内容は、予告なしに変更される可能性があります。このドキュメントの使用または使用した結果から生じたすべてのリスクについては、ユーザーが責任を負うものとします。特に記載のある場合を除き、ここで使用している会社、組織、製品、ドメイン名、電子メール アドレス、ロゴ、人物、場所、およびイベントの例は、架空のものです。実在する会社、組織、製品、ドメイン名、電子メール アドレス、ロゴ、人物、場所、イベントなどとは一切関係ありません。自分自身の責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用をお願いします。このドキュメントのいかなる部分も、マイクロソフトの書面による許諾を受けることなく、その目的を問わず、どのような形態または手段であっても、複製、検索システムへの保存や導入、または転送は禁じられています。ここでいう形態と手段とは、電子的、機械的、複写、録音などすべてを含みます。ただしこれは、著作権法上の権利を制限するものではありません。

マイクロソフトは、このドキュメントに記載されている内容に関し、特許、特許申請、商標、著作権、またはその他の知的所有権を有する場合があります。別途マイクロソフトの使用許諾契約上に明示の規定のない限り、このドキュメントはこれらの特許、商標、著作権、またはその他の知的所有権に関する権利を許諾するものではありません。

© 2012 Microsoft Corporation. All rights reserved.

Microsoft、Bing、Direct3D、DirectX、Expression Blend、MSDN、Silverlight、Visual Basic、Visual Studio、Windows、Windows Server、Windows Vista、XNA、および Zune は、Microsoft 企業グループの商標です。

その他のすべての商標は、該当する所有者に帰属します。