トピックの最終更新日時 : 2007-08-31

重要情報については、このドキュメントの「法律に関する通知」を参照してください。

Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1) へようこそ。

このドキュメントは、以下のセクションで構成されています。

Exchange 2007 SP1 で利用できる機能

Exchange 2007 SP1 では、既存の強力な Exchange 2007 機能に新しい機能が追加されています。これらの新機能の使用方法の詳細については、Exchange 2007 SP1 オンライン ヘルプの Exchange Server 2007 SP1 の新機能に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

また、Exchange 2007 SP1 付属の Exchange 2007 SP1 ヘルプでもこれらの機能について説明しています。Exchange 2007 SP1 ヘルプにアクセスするには、次の方法のいずれかを使用します。

  • Exchange 2007 SP1 のセットアップを起動します。セットアップ ウィザードで、[Microsoft Exchange Server 2007 SP1 について詳細を参照する] をクリックします。

  • Exchange 2007 SP1 をインストールしていない場合、使用する SP1 ソースの <AMD64 または I386>\Setup\ServerRoles\Common にある Exchange 2007 ヘルプ ファイル (exchhelp.chm) にアクセスします。

  • Exchange 2007 SP1 をインストール済みの場合、Exchange 管理コンソールを開き、ツール バーの [ヘルプ] アイコンをクリックします。

    注 :
    Microsoft Office Outlook Web Access 用の Exchange 2007 SP1 クライアント機能は Exchange 2007 SP1 ヘルプには記載されていません。それらの機能については Outlook Web Access ヘルプにのみ記載されています。これらの新しい Outlook Web Access 機能については、このドキュメントの「Outlook Web Access のクライアント機能」を参照してください。

Exchange 2007 SP1 のインストール

既存の Exchange 2007 コンピュータを Exchange 2007 SP1 にアップグレードする方法と、Exchange 2007 SP1 をクリーン インストールする方法があります。

Exchange 2007 SP1 のインストール時に満たす必要がある要件と実行手順の詳細については、Exchange 2007 SP1 オンライン ヘルプの以下のトピックを参照してください。

インストールの概要

Exchange 2007 SP1 を導入する場合、以下のことを考慮してください。

  • Exchange 2007 SP1 のインストールにはコマンド ラインを使用する方法と、Exchange 2007 セットアップ ウィザードを使用する方法があります。

  • Exchange 2007 SP1 のインストールには、以下の 3 つの方法のいずれかを使用できます。

    • セットアップをアップグレード モードで実行して、Exchange 2007 のオリジナル リリース (RTM) 版から Exchange 2007 SP1 へのインプレース アップグレードを実行する。

    • セットアップをアップグレード モードで実行して、Exchange 2007 SP1 Beta 2 から Exchange 2007 SP1 へのインプレース アップグレードを実行する。Exchange 2007 SP1 Beta 2 と Exchange 2007 SP1 との間には、Active Directory スキーマの変更があるので、Exchange 組織に Exchange 2007 SP1 を初めてインストールする前に、Active Directory ディレクトリ サービスとドメインを準備する必要があります。

      注 :
      Exchange 2007 SP1 Beta 2 から Exchange 2007 SP1 へのアップグレードは、Exchange 2007 TAP (Technology Adopter Program) または RDP プログラムのメンバに対してサポートされる予定です。Exchange 2007 TAP プログラムまたは RDP プログラムのメンバでないお客様は、Exchange 2007 の RTM 版から Exchange 2007 SP1 へのアップグレードのみご利用になれます。
    • Exchange 2007 SP1 のクリーン インストールを実行する。

  • Exchange 2007 SP1 を Exchange 組織に最初にインストールする前に、Active Directory とそれぞれのドメインを準備する必要があります。このプロセスには、Exchange 2007 SP1 用の Active Directory スキーマの更新も含まれます。このプロセスを実行するために必要なアクセス許可と手順の詳細については、Exchange 2007 SP1 オンライン ヘルプの Active Directory とドメインを準備する方法に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

    Active Directory とそれぞれのドメインを準備した後、Exchange 組織管理者の役割が委任されたアカウントを使用して Exchange 2007 SP1 をインストールできます。

  • Exchange 組織に任意の Exchange 2007 サーバーの役割を初めてインストールする、またはアップグレードするには、Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。既に何らかのサーバーの役割がインストールされている Exchange 組織のコンピュータに Exchange 2007 SP1 をインストールまたはアップグレードした後は、Exchange 2007 SP1 サーバーのインストールやアップグレードを実行できます。これを行うには、インストール先またはアップグレード先のコンピュータに対する Exchange サーバー管理者の役割が、使用するアカウントに委任されている必要があります。

    注 :
    エッジ トランスポート サーバーの役割または Exchange 2007 管理ツールをインストールする場合は、このアクセス許可要件は適用されません。エッジ トランスポート サーバーの役割または管理ツールをインストールまたはアップグレードするには、そのコンピュータのローカルの管理者権限を持つアカウントを使用します。
  • オペレーティング システムを Windows Server 2008 にアップグレードしてから Exchange 2007 を Exchange 2007 SP1 にアップグレードする操作はサポートされていません。また、Exchange 2007 を Exchange 2007 SP1 にアップグレードしてからオペレーティング システムを Windows Server 2008 にアップグレードすることもサポートされていません。Exchange 2007 SP1 を Windows Server 2008 上に展開するには、Microsoft Exchange がインストールされていないコンピュータに Windows Server 2008 をインストールしてから、Exchange 2007 SP1 をインストールする必要があります。

  • Exchange 2007 SP1 をアンインストールすることはできません。SP1 のインストール後に SP1 を削除するには、コンピュータから Exchange 2007 をアンインストールしてから Exchange 2007 のオリジナル リリース (RTM) 版を再インストールする必要があります。

Exchange 2007 のオリジナル リリース版から Exchange 2007 SP1 へのアップグレード

Exchange 2007 RTM から Exchange 2007 SP1 にアップグレードする場合、以下のことを考慮してください。

注 :
Exchange 2007 SP1 Beta 2 から Exchange 2007 SP1 にアップグレードすることもできます。
  • Exchange 2007 の RTM 版を実行しているコンピュータに Exchange 2007 SP1 をインストールする場合、すべてのサーバーの役割が Exchange 2007 SP1 にアップグレードされます。Exchange 2007 SP1 にアップグレードするサーバーの役割を選択することはできません。

  • Exchange 2007 SP1 へのアップグレード後にコンピュータにサーバーの役割を追加するには、Exchange 2007 SP1 セットアップ プログラムを実行する必要があります。この点が、Microsoft Exchange の以前のバージョンでの実行手順とは異なります。たとえば、あるコンポーネントを Microsoft Exchange Server 2003 インストールに追加する場合、Exchange 2003 セットアップ プログラムを実行してインストールを変更してから、Service Pack を再度適用する必要があります。

  • クライアント アクセス、ユニファイド メッセージング、ハブ トランスポート、またはエッジ トランスポート サーバーの役割を実行しているサーバーをアップグレードしてから、メールボックス サーバーの役割を実行しているサーバーをアップグレードすることをお勧めします。この順にサーバーをアップグレードすることで、サービス中断の可能性を回避できます。

  • インターネットに直接接続しているサイト内のクライアント アクセス サーバーをアップグレードしてから、インターネットに接続していないサイト内のクライアント アクセス サーバーをアップグレードすることをお勧めします。詳細については、このドキュメントの「Web サービスの既知の問題」を参照してください。

  • Exchange 組織内でエッジ トランスポート サーバーの役割を実行していてエッジ サブスクリプションを作成していた場合、EdgeSync プロセスに参加するすべてのトランスポート サーバーで同じバージョンの Exchange 2007 を実行している必要があります。エッジ サブスクリプション プロセスに参加する任意のトランスポート サーバーを初めて Exchange 2007 SP1 にアップグレードしてから 15 日以内に、エッジ トランスポート サーバーが購読する Active Directory サイト内のすべての購読済みエッジ トランスポート サーバーとハブ トランスポート サーバーをアップグレードする必要があります。詳細については、このドキュメントの「トランスポートの既知の問題」を参照してください。

Exchange 2007 の RTM 版と Microsoft Forefront Security for Exchange Server を実行しているサーバーをアップグレードする場合、以下のことを考慮してください。

  • Forefront Security for Exchange Server のオリジナル リリース (RTM) 版は、Exchange 2007 SP1 とは互換性がありません。

  • アップグレード前に Forefront Security for Exchange Server を削除するか、後のバージョンにアップグレードする必要があります。コンピュータが Forefront の RTM 版を実行している場合、Exchange 2007 SP1 セットアップは前提条件の確認から先に進むことができません。

    注 :
    Exchange 2007 SP1 で使用できる Forefront Security for Exchange Server の試用版を入手するには、Microsoft Forefront Security for Exchange Server に関する Web サイトを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
  • Forefront Security for Exchange Server の最新版を実行している場合、Exchange 2007 SP1 セットアップを実行する前に、すべての Forefront サービスを停止する必要があります。

クラスタ化メールボックス サーバーに Exchange 2007 SP1 をインストールする場合、以下のことを考慮してください。

グラフィカル ユーザー インターフェイスを使用して既存の Exchange 2007 サーバーを Exchange 2007 SP1 にアップグレードするには、次の操作を行います。

  1. Exchange 2007 SP1 インストール フォルダから Setup.exe を実行します。これにより、Exchange 2007 セットアップ ウィザードが起動します。セットアップ ウィザードによって、Exchange 2007 インストールを Exchange 2007 の後のバージョンにアップグレードすることが検出されます。

  2. [インストール] の下の [Microsoft Exchange Server 2007 のインストール] をクリックします。セットアップ ウィザードに従ってインストールを実行します。セットアップ ウィザードの手順に従うときはすべて既定のオプションを使用します。Exchange 2007 SP1 にアップグレードするサーバーの役割を指定することはできません。

コマンド ラインから既存の Exchange 2007 サーバーを Exchange 2007 SP1 にアップグレードするには、次の操作を行います。

コマンド プロンプトで、Exchange 2007 SP1 ソースの AMD64 または I386 ディレクトリに移動し、Setup.com /mode:upgrade を実行します。コマンド ラインを使用して手順を実行するときはすべて既定のオプションを使用します。

Exchange 2007 SP1 のクリーン インストールの実行

Exchange 2007 SP1 のクリーン インストール手順は、Exchange 2007 RTM のインストールとほぼ同じです。これは、Exchange 2007 SP1 の更新プログラムが Exchange 2007 のオリジナル リリース版のビットに直接組み込まれているためです。全体的な展開手順も個別のインストール手順も同じです。どのような手順を実行する必要があるかは、作成する Exchange 展開の複雑さによって異なります。

既知の問題

Exchange 2007 SP1 のこのリリースでの既知の問題について、以下のセクションで説明します。

  • セットアップ Exchange 2007 SP1 セットアップに関する問題

  • クライアント アクセス クライアント アクセス サーバーの役割に関する問題

  • メールボックス メールボックス サーバーの役割に関する問題

  • エッジ トランスポートおよびハブ トランスポート ハブ トランスポートおよびエッジ トランスポート サーバーの役割に関する問題

  • ユニファイド メッセージング ユニファイド メッセージング サーバーの役割に関する問題

セットアップの既知の問題

ドメインを準備しようとすると、Exchange 2007 SP1 セットアップがエラーになることがあります。

Exchange 2007 SP1 で Setup /PrepareDomain を実行した後、次のようなエラー メッセージがログ出力されることがあります。

[ディレクトリ操作は <ドメイン名> で失敗しました。このエラーは再試行可能ではありません。追加情報: 指定されたユーザーは存在しません。]

このエラーは、Active Directory フォレストに複数のドメインが含まれていて、フォレストのルート ドメインと同じ Active Directory サイトに属していないドメインで Setup /PrepareDomain を実行した場合に発生することがあります。たとえば、ルート ドメイン以外の Active Directory サイトに含まれる子ドメインで Setup /PrepareDomain を実行する場合に、このエラーが発生する可能性があります。

この問題を解決するには、現在の Active Directory サイトとフォレストのルート ドメインの Active Directory サイトとの間のレプリケーションを待機してから、もう一度現在のドメインで Setup /PrepareDomain を実行します。

注 :
この問題は、Exchange 2007 RTM でも存在します。ただし、Exchange 2007 RTM ではエラー メッセージが異なります。Exchange 2007 RTM を実行している場合、次のようなエラー メッセージが表示されます。

[ドメイン <DomainName> に対する PrepareDomain が一部完了しました。Active Directory サイトの構成のために、フォレスト全体のレプリケーションが発生するまで待機し、<DomainName> に対して PrepareDomain を再度実行する必要があります。]

クライアント アクセスの既知の問題

クライアント アクセス サーバーの役割をインストールする場合、このセクションの問題を考慮してください。

Outlook Web Access の既知の問題

  • S/MIME 機能は、Internet Explorer 7 を実行している Outlook Web Access プレミアム ユーザーに対してのみサポートされます。

  • 共有コンピュータ (インターネット カフェのコンピュータなど) から Outlook Web Access にログオンして、Microsoft Windows Vista を実行しているコンピュータ上で S/MIME 機能を使用する場合、Outlook Web Access へのアクセスに使用しているコンピュータの Administrators グループのメンバであるアカウントを使用して、Windows にログオンする必要があります。

    また、管理者として Internet Explorer を実行するか、ユーザー アカウント制御 (UAC) を無効にする必要があります。

    • 管理者として Internet Explorer を実行するには、Internet Explorer へのショートカットを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

    • UAC を無効にする方法については、Windows Vista ユーザー アカウント ステップバイステップ ガイドの管理者承認モードの無効化に関するセクションを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

  • ECC (Elliptical Curve Cryptography) メッセージ署名およびキー交換アルゴリズム用の証明書と S/MIME を共に使用することはできません。

  • Exchange クライアントが Outlook Web Access と Outlook を両方使用する場合、シナリオによってはサーバー側のルールが削除される場合があります。特に、Outlook で無効にしたルールは、Outlook Web Access ユーザーが Outlook Web Access を使用してルールを変更すると削除される場合があります。

    注 :
    Outlook を使用すると、無効な状態でルールを作成して、構成内に維持することができます。同様に、クライアント アクセス サーバーが Exchange 2007 SP1 を実行している場合は、Outlook Web Access を使用して、ルールを作成し、そのルールを無効な状態のままにしておくこともできます。ルールを無効にするには、提供されるユーザー インターフェイスでルールの横にあるチェック ボックスをオフにします。
    Exchange 2007 SP1 の展開で、無効にしたルールが Exchange Server によって削除される危険性があるため、Outlook Web Access も使用している各 Outlook ユーザーは、無効にしたルールがあればそのルールを記録しておくことをお勧めします。無効にしたルールを記録しておけば、Exchange 2007 SP1 の展開によってルールが削除されても、ユーザーは手動で作成し直すことができます。

  • Unicode 文字セットを含むサーバー側のルールは、シナリオによっては機能しません。この問題は、次の条件が当てはまる場合に発生することがあります。

    • Outlook Web Access クライアントが、ルール名、条件、例外のいずれかに Unicode 文字を含むサーバー側のルールを作成または変更した。

    • Outlook Web Access を使用して Microsoft Exchange に接続するユーザーが、Microsoft Exchange との接続に、Unicode 以外のシステム ロケール (英語など) を使用しているオペレーティング システムで Microsoft Office Outlook 2007 も使用して接続する。

      この場合、Unicode 以外のシステム ロケールを実行している Outlook 2007 クライアントから Unicode 文字を含むルールを開くと、ルールが破損する場合があります。

  • Exchange 2007 を実行しているコンピュータ上にパブリック フォルダのレプリカがないと、Outlook Web Access クライアントは、パブリック フォルダを表示できない場合があります。

    次の条件が当てはまる場合、Outlook Web Access クライアントはパブリック フォルダを表示できないことがあります。

    • Exchange 2007 を実行しているコンピュータ上に Exchange Server 2003 パブリック フォルダのレプリカがない。

    • Outlook Web Access クライアントが、インターネット経由で Exchange 2003 パブリック フォルダに接続しようとする。

    Outlook Web Access クライアントがすべてのパブリック フォルダに確実にアクセスできるようにするには、次の回避策のいずれかを実装することを検討してください。

    • メールボックス サーバーの役割を実行している Exchange 2007 コンピュータ上に Exchange 2003 パブリック フォルダのレプリカを作成します。

    • 可能であれば、Outlook Web Access クライアントにイントラネット内からパブリック フォルダにアクセスさせます。

  • Outlook Web Access クライアントがパブリック フォルダにある配布リストの連絡先にメッセージを送信しようとすると、エラーが記録される場合があります。

    Outlook Web Access パブリック フォルダのユーザー インターフェイスでは、個人用配布リストは連絡先オブジェクトとして格納されます。しかし、Exchange 2007 SP1 では、配布リストの連絡先オブジェクトは作成できますが、このオブジェクトにメッセージは送信できません。特に、Outlook Web Access パブリック フォルダのユーザー インターフェイスからメッセージを配布リストの連絡先に送信しようとした後で、次のエラーが記録される場合があります。

    アクセスしようとしたアイテムは存在していません。アイテムが見つかりませんでした。操作中のユーザーまたは代理人が、別のコンピュータまたはモバイル デバイスから Microsoft Outlook または Outlook Web Access を使用している間に、アイテムを移動または削除した可能性があります。

    Exchange 2007 SP1 でこのエラーを回避するには、連絡先パブリック フォルダに格納されている配布リスト宛てにメッセージを送信する場合は Outlook Web Access を使用しないでください。Exchange 2007 SP1 におけるこの問題の回避策は、クライアントに、Outlook を使用して、連絡先パブリック フォルダの配布リストにメッセージを送信させることです。

  • Outlook Web Access の WebReady ドキュメント表示は、2007 Microsoft Office リリースによって作成されたドキュメントの一部の機能の表示をサポートしていません。WebReady ドキュメント表示を使用すると、Outlook Web Access ユーザーは特定の種類の添付ファイルを HTML として表示することができます。WebReady ドキュメント表示がサポートしていない、2007 Microsoft Office リリースによって作成されたドキュメントの機能の表示は以下のとおりです。

    • SmartArt グラフィック Word 2007、Excel 2007、または PowerPoint 2007 では、SmartArt グラフィックは正しく表示されません。具体的には、グラフィック内のテキストのみが表示されます。

    • チャート Word 2007、Excel 2007、または PowerPoint 2007 では、大部分のチャート図は表示されません。ただし、ベースライン チャートは正しく表示されます。

    • 数式 Word 2007 ドキュメントでは、数式は表示されません。

    • 図形 PowerPoint 2007 ドキュメントでは、一部の図形は表示されません。

POP3 と IMAP4 の既知の問題

  • Exchange 2007 SP1 にアップグレードした後で、POP3 (Post Office Protocol Version 3) および IMAP4 (インターネット メッセージ アクセス プロトコル Version 4rev1) のプロトコルのログ出力設定が、既定の設定にリセットされます。POP3 プロトコルと IMAP4 プロトコルの既定のログ出力設定では、ログ出力は無効になっています。したがって、Exchange 2007 SP1 にアップグレードしたときに POP3 プロトコルのログ出力または IMAP4 プロトコルのログ出力が有効だった場合、Exchange 2007 SP1 のインストール完了後に、設定をそれぞれ再度適用してプロトコルのログ出力を再開する必要があります。詳細については、Exchange 2007 SP1 オンライン ヘルプの POP3 および IMAP4 のプロトコル ログ出力を有効にする方法に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

Exchange Web サービスの既知の問題

  • インターネット接続を持たないサイトのクライアント アクセス サーバーをアップグレードする前に、インターネットに直接接続するサイトのクライアント アクセス サーバーを Exchange 2007 SP1 にアップグレードします。

    Exchange 2007 RTM から Exchange 2007 SP1 にアップグレードする場合、まずインターネットに直接接続するサイトにあるクライアント アクセス サーバーをアップグレードしてから、インターネット接続を持たないサイトのクライアント アクセス サーバーをアップグレードすることをお勧めします。ただし、Exchange Web サービス用の新しい Exchange 2007 SP1 HTTP プロキシ機能では、要求が Exchange Web サービスを使用するカスタム アプリケーションによって生成され、その送信先がアクセスされるメールボックスとは異なるサイトにある Exchange 2007 SP1 クライアント アクセス サーバーの場合、その要求は、インターネットに直接接続するサイト内と内部のサイト内のすべてのクライアント アクセス サーバーが Exchange 2007 SP1 にアップグレードされるまでは、Exchange Web サービスには受け入れられなくなりました。

    アップグレード処理中のカスタム アプリケーションのダウンタイムを回避するには、ユーザーがメールボックスと同じサイトにあるクライアント アクセス サーバーの適切な URL を取得できるように、自動検出サービスを使用していることを確認してください。自動検出サービスの詳細については、Exchange 2007 SP1 オンライン ヘルプの Exchange 2007 自動検出サービスに関するホワイト ペーパーを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。カスタム アプリケーションで自動検出サービスを使用する方法の詳細については、Exchange 2007 SDK の自動検出のリファレンスに関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

Outlook Anywhere の既知の問題

  • Exchange 2007 SP1 にアップグレードした後で、Outlook Anywhere の認証設定を変更することを検討してください。

    Outlook 2007 で使用する認証方法は、基本認証か NTLM 認証のいずれか 1 つのみでしたが、Exchange 2007 RTM では、/rpc 仮想ディレクトリに対して基本認証と NTLM 認証の両方が常に有効でした。また、1 つの認証方法のみを構成することができませんでした。これは、Exchange Service Host サービスによって、15 分ごとに基本と NTLM の両方の認証方法が自動的に構成されるためです。

    新しくインストールした Exchange 2007 SP1 では、Outlook Anywhere を使用して、/rpc 仮想ディレクトリに対してインターネット インフォメーション サービス (IIS) で有効にする認証方法を選択できるようになりました。つまり、IIS で /rpc 仮想ディレクトリに対する認証方法を、基本認証か NTLM 認証のいずれか、またはその両方に構成することができます。

    Exchange 2007 RTM の既存の Outlook Anywhere トポロジからアップグレードする場合、NTLM と基本の両方の認証方法が有効になります。しかし、IISAuthenticationMethods パラメタータを指定して Set-OutlookAnywhere コマンドレットを実行して、いずれか 1 つの認証方法を無効にすることをお勧めします。

    詳細については、Exchange 2007 ヘルプの Set- OutlookAnywhere に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

Exchange ActiveSync の既知の問題

  • Exchange 2007 SP1 を実行しているクライアント アクセス サーバーを経由して同期するように構成されている場合、Exchange ActiveSync は Exchange Server 2003 を実行しているコンピュータ上にメールボックスがあるユーザーに対して機能しない場合があります。

    次の条件が当てはまる場合、Exchange ActiveSync は機能しなくなります。

    • ユーザーのメールボックスが Exchange 2003 サーバー上にある。

    • クライアントが Exchange 2007 SP1 を実行しているクライアント アクセス サーバーを経由して同期するように構成されている。

    • ユーザーの SamAccountName と、Exchange Server 2003 メールボックス サーバーの /exchange 仮想ディレクトリに指定されている既定のログオン ドメインを組み合わせて構築される SMTP アドレス (<SamAccountName>@default.login.<Domain Name>.com など) が、そのユーザーが同期しようとしているサーバーとは異なるサーバーでホストされるメールボックスを持つ別のユーザーの SMTP アドレスと一致する。

    プロキシおよびリダイレクトの詳細については、Exchange 2007 ヘルプのプロキシとリダイレクトに関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

メールボックスの既知の問題

Exchange 2007 SP1 では、Office 2007 のメッセージの添付ファイルのコンテンツ検索は、対応する Office 2007 検索フィルタが使用できるようになるまでは、サポートされません。

Exchange 2007 SP1 には 2007 Microsoft Office リリースの検索フィルタが含まれていないため、Exchange 2007 SP1 では Office 2007 のメールボックスの添付ファイルをインデックス処理できません。したがって、ユーザーのメールボックスが Exchange 2007 SP1 メールボックス サーバー上にある場合、メールボックスで Office 2007 のメッセージの添付ファイル内のコンテンツを検索することはできません。ただし、Office 2007 の検索フィルタが利用可能になり、インストールされ、Exchange SP1 インストールと統合されるとすぐに、この検索機能はサポートされるようになります。

Office 2007 フィルタが公式にリリースされた時点で、マイクロソフト サポート技術情報の記事番号 944516 の Exchange Server 2007 で Office 2007 の添付ファイルの検索を有効にする方法に関するページが公開されます (このサイトは英語の場合があります)。このサポート技術情報の記事では、Office 2007 検索フィルタをダウンロードして Exchange 2007 と統合するために必要な手順について説明しています。

注 :
Office 2007 フィルタおよびこのサポート技術情報の記事のリリース日は未定です。Office 2007 のメッセージの添付ファイル内のコンテンツ検索を実装するには、この記事がリリースされるまでは定期的に、マイクロソフト サポート技術情報で、記事番号 "944516" を検索してください。この記事で説明されている情報を利用して、この機能を有効にします。

Windows Server 2008 オペレーティング システムで実行されているメールボックス サーバーのファイアウォールの例外一覧に、WMI サービスを追加する必要があります。

Exchange 2007 SP1 を Windows Server 2008 コンピュータにインストールするときにメールボックス サーバーの役割を含める場合は、Windows WMI (Windows Management Instrumentation) サービスをファイアウォールの例外一覧に追加する必要があります。この手順を実行しないと、そのメールボックス サーバー上にリモートで Exchange データベースを作成できなくなります。

注 :
Windows Server 2008 を実行しているコンピュータ上では、Windows ファイアウォールが既定で有効になっています。メールボックス サーバーに対して Windows ファイアウォールを有効にしない場合、この手順は必要ありません。

Windows Server 2008 オペレーティング システムを実行しているコンピュータ上にメールボックス サーバーの役割をインストールした後で、次の手順を実行する必要があります。

WMI サービスをファイアウォールの例外一覧に追加するには、次の操作を行います。

  1. コントロール パネルで、[Windows ファイアウォール] をダブルクリックします。

  2. [Windows ファイアウォール] ダイアログ ボックスで、[設定の変更] をクリックします。

  3. [例外] タブの [例外を有効にするには、チェック ボックスをオンにしてください] で、[Windows Management Instrumentation (WMI)] を選択します。

  4. [OK] をクリックします。

SP1 では既定でストリーミング バックアップは無効

Microsoft の継続的なセキュリティ イニシアチブの一環として、Exchange 2007 SP1 では、Exchange メッセージング システムに対する攻撃を削減するように設計された動作の変更が導入されています。この変更は直接、リモート ストリーミング バックアップに影響します。

Exchange 2007 の RTM 版では、既定でリモート ストリーミング バックアップが有効でした。十分なバックアップの権利を持つドメイン内のユーザーが Exchange サーバーをバックアップできてしまうため、この既定の構成はそれほど安全ではありません。さらに、リモート バックアップされるデータは暗号化されず、バックアップがパブリック (クライアント アクセスが可能な) ネットワーク経由で実行されることも少なくありません。

Microsoft の "Secure by Default" (出荷時のセキュリティ確保) イニシアチブに準拠するために、Exchange 2007 SP1 内では、リモート ストリーミング機能は既定で無効になります。この機能を元に戻すには、次のレジストリ値を手動で上書きして有効にする必要があります。

注意 :
レジストリを誤って編集すると、深刻な問題が発生してオペレーティング システムを再インストールする必要が生じる可能性があります。レジストリを誤って編集したことにより生じた問題は、解決できない場合があります。レジストリを編集する場合は、事前にすべての重要なデータをバックアップしてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\MSExchangeIS\ParametersSystem
Name: Enable Remote Streaming Backup
Type: DWORD
Value:  0 = default behavior (remote backup disabled); 1 = remote backup enabled 

リモート ストリーミング バックアップを有効にすることが必要になるのは、次の 2 つの場合です。

  • クラスタ連続レプリケーション (CCR) 環境で、シード操作用のリモート ストリーミング バックアップを必要とする場合 (Update-StorageGroupCopy コマンドレットを使用する場合など)。

  • サード パーティ アプリケーションでリモート ストリーミング バックアップ機能を必要とする場合。アプリケーション ベンダに問い合わせて、アプリケーションでリモート ストリーミング バックアップ機能を必要とするかどうかを確認してください。

重要 :
このレジストリ キーの上書きは、Windows Server 2003 を実行しているコンピュータ用です。Windows Server 2008 では、リモート ストリーミング バックアップと復元処理はサポートしていません。

Backup を使用して Microsoft Exchange データをバックアップおよび復元する方法の詳細てについては、Exchange 2007 SP1 オンライン ヘルプの Backup を使用した Exchange データのバックアップと復元に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

Exchange 2007 SP1 の高可用性機能の既知の問題

Exchange 2007 SP1 の高可用性機能の既知の問題を以下に示します。

  • スタンバイ クラスタは、運用クラスタと同じインストール パスを使用する必要があります。

  • 前に説明した Enable Remote Streaming Backup レジストリ値も、クラスタ化メールボックス サーバーでローカルなストリーミング復元を有効にするように構成する必要があります。

  • SCR は、複数のオペレーティング システム間に展開することはできません。Exchange 2007 SP1 では、SCR ソースのオペレーティング システムは、すべての SCR ターゲットのオペレーティング システムと一致する必要があります。したがって、Windows Server 2003 で実行されている SCR ソースは、Windows Server 2008 で実行されている SCR ターゲットを展開することができません。また、Windows Server 2008 で実行されている SCR ソースは、Windows Server 2003 で実行されている SCR ターゲットを展開することができません。

トランスポートの既知の問題

エッジ トランスポートおよびハブ トランスポート サーバーの役割を実行しているコンピュータをアップグレードする場合は、以下の問題について考慮してください。

  • すべてのハブ トランスポート サーバーをアップグレードする前に、メールボックス サーバーをアップグレードすると、メールが正しく配信されない場合があります。Exchange 2007 SP1 へのアップグレード時にメール配信の問題を回避するには、すべてのハブ トランスポート サーバーをアップグレードしてから、メールボックス サーバーをアップグレードします。

  • Exchange 2007 SP1 では、EdgeSync 資格情報の更新処理を変更するには、EdgeSync 処理に関連するすべてのトランスポート サーバーが同じバージョンの Exchange 2007 を実行している必要があります。したがって、エッジ サブスクリプションが含まれるエッジ トランスポート サーバーや、エッジ トランスポート サーバーを購読している Active Directory サイトにあるハブ トランスポート サーバーを Exchange 2007 SP1 にアップグレードする場合は、エッジ サブスクリプションに含まれる他のすべてのトランスポート サーバーも Exchange 2007 SP1 にアップグレードする必要があります。

    最初のアップグレードから 15 日以内に、すべてのエッジ トランスポート サーバー、およびエッジ トランスポート サーバーを購読している Active Directory サイト内のすべてのハブ トランスポート サーバーをアップグレードしなかった場合、次回の EdgeSync 資格情報の更新処理は失敗し、EdgeSync の同期処理は機能しません。このエラーは、最初に Exchange 2007 SP1 にアップグレードしてから 15 日後から 30 日後までの間、発生します。

    したがって、組織内でエッジ サブスクリプションを作成する場合は、購読されているすべてのエッジ トランスポート サーバーと、購読している Active Directory サイト内のすべてのハブ トランスポート サーバーを、Exchange 2007 SP1 への最初のアップグレードから 15 日以内、遅くとも 30 日後までの間に Exchange 2007 SP1 にアップグレードする必要があります。これらのサーバーのアップグレードを 15 日以内に完了しなかった場合、現在の EdgeSync 資格情報は有効期限が切れ、EdgeSync の同期は機能しなくなります。

  • Exchange 2007 SP1 では、Exchange 2007 組織外部に送信されるジャーナル レポートは、組織内で構成されたメール形式の設定を使用して送信されます。Exchange 2007 SP1 の既定では、これらの設定は MIME に設定されます。これは、Exchange 2007 組織外部に送信されるジャーナル レポートが TNEF 形式のみである RTM 版の Exchange 2007 とは異なります。

    Exchange 2007 SP1 にアップグレードした後も、引き続き Exchange 2007 組織外部の受信者に TNEF 形式でメッセージを送信する場合は、TNEF 形式のメッセージの送信先になる、メールが有効な連絡先を手動で構成する必要があります。または、リモート ドメインを使用して、メール形式の設定を制御することもできます。詳細については、Exchange 2007 ヘルプ ファイルの TNEF 変換オプションに関するトピックを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

ユニファイド メッセージングの既知の問題

RTM 版の Exchange 2007 を実行しているユニファイド メッセージング サーバーを Exchange 2007 SP1 にアップグレードする場合は、以下の問題について考慮してください。

重要 :
ユニファイド メッセージング サーバーを Microsoft Office Communications Server 2007 と適切に統合するには、Microsoft ダウンロード センターにある以下のドキュメントで計画と展開について理解し、その手順に従う必要があります。

Exchange 2007 ユニファイド メッセージング環境に Exchange 2007 SP1 が含まれる場合の既知の問題を以下に示します。ユニファイド メッセージングを Communications Server 2007 と相互運用しない場合でも、これらの問題について考慮する必要があります。

  • RTM 版の Exchange 2007 ローカライズされたビルドを Exchange 2007 SP1 にアップグレードする前に、ローカライズされたユニファイド メッセージング言語パックをアンインストールする必要があります。たとえば、コンピュータにドイツ語版の Exchange 2007 ユニファイド メッセージング サーバーの役割がインストールされている場合は、このサーバーには英語とドイツ語の言語パックがインストールされています。Exchange 2007 SP1 にアップグレードする前に、ドイツ語の言語パックをアンインストールする必要があります。Exchange 2007 の言語パックを削除する方法については、Exchange 2007 のヘルプで、ユニファイド メッセージング サーバーからユニファイド メッセージング言語パックを削除する方法に関するトピックを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。アップグレードを正常に完了するには、以下の手順を実行する必要があります。

    1. ユニファイド メッセージング サーバーで Exchange 2007 SP1 へのアップグレードを実行する前に、SP1 にアップグレードするサーバーにインストールされているすべての言語パックを削除します。ただし、en-US UM 言語パックはユニファイド メッセージング サーバーから削除しないでください。

    2. ユニファイド メッセージング サーバーに Exchange 2007 SP1 をインストールします。

    3. ローカライズされたバージョンの Windows Server 2003 に Exchange 2007 SP1 をインストールする場合は、アップグレード処理中に、既定で同じ言語のユニファイド メッセージング言語パックがインストールされます。Exchange 2007 SP1 をインストールした後、各ダイヤル プランで既定の言語を手動で構成する必要があります。言語パックを構成する方法については、Exchange 2007 のヘルプで、ユニファイド メッセージング ダイヤル プランを既定の言語で構成する方法に関するトピックを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

  • Exchange 2007 SP1 ユニファイド メッセージング サーバーの役割は専用のコンピュータに展開する必要があります。具体的には、他のサービスや Exchange 2007 サーバーの役割を、ユニファイド メッセージング サーバーの役割を実行しているコンピュータにインストールしないでください。

  • ユニファイド メッセージングの構成ファイルは、Exchange 2007 SP1 へのアップグレード処理中に上書きされます。

    Exchange 2007 SP1 のインストール中に、ユニファイド メッセージングのすべての構成データは上書きされます。ユニファイド メッセージングの編集可能な構成データは、Globcfg.xml ファイルと UMRecyclerConfig.xml ファイルに格納されています。

    RTM 版の Exchange 2007 を Exchange 2007 SP1 にアップグレードしている場合は、Exchange 2007 SP1 をインストールする前に、Globcfg.xml ファイルと UMRecyclerConfig.xml ファイルをアーカイブしておくことをお勧めします。Exchange 2007 RTM のこれらの構成ファイルは、Exchange 2007 SP1 を展開および管理するときに参照すると役立つ場合があります。

    Globcfg.xml および UMRecyclerConfig.xml 構成データ ファイルをアーカイブするには、次の操作を行います。

    1. Exchange 2007 をインストールしたディレクトリの \bin フォルダで、Globcfg.xml ファイルと UMRecyclerConfig.xml ファイルを探します。既定の場所は、C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\bin\ です。

    2. Exchange 2007 SP1 をインストールしたときに上書きされないアーカイブ用の場所にこれらのファイルをコピーします。

    3. ファイル名を変更します。たとえば、ファイル名を Globcfg_OLD.xml と UMRecyclerConfig_OLD.xml に変更します。

  • 手動で RecordingIdleTimeout パラメータを 10 よりも大きい値に構成している場合、Exchange 2007 SP1 にアップグレードした後、Microsoft Exchange ユニファイド メッセージング サービスが開始されません。RecordingIdleTimeout パラメータは、音声メッセージを録音するとき、通話を終了するまでにシステムで許可する無音の秒数を決定します。RecordingIdleTimeout パラメータの既定値は 5 秒です。RTM 版の Exchange 2007 ではこのパラメータのサポートされる範囲は 2 ~ 16 秒ですが、Exchange 2007 SP1 ではこのパラメータのサポートされる範囲は 2 ~ 10 秒です。

    手動で RecordingIdleTimeout パラメータを 10 よりも大きい値に構成していた場合は、Exchange 管理シェルで Set-UMDialplan コマンドレットを使用して値を 2 ~ 10 に変更します。詳細については、Set- UMDialplan に関するページを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

  • 証明機関が Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) または Service Pack 2 (SP2) 上で実行されている場合、Windows Server 2008 コンピュータ上で Windows Server 2003 証明書サービスの Web 登録ページを使用して証明書を要求することはできません。

    Exchange 2007 SP1 は、Windows Server 2003 と Windows Server 2008 の両方でサポートされています。Exchange 2007 SP1 のユニファイド メッセージング サーバーの役割は、運用環境でのベータ ビルドの Windows Server 2008 ではサポートされていません。ただし、このリリース ノートの内容は、試験的な非運用環境で、ベータ版の Windows Server 2008 に Exchange 2007 SP1 のユニファイド メッセージング サーバーの役割がインストールされている場合には当てはまります。

    Exchange 2007 のユニファイド メッセージング サーバーの役割は、トランスポート層セキュリティ (TLS: Transport Layer Security) プロトコルをサポートしています。この場合、自己署名入り証明書および証明機関 (CA) によって署名された証明書の両方がサポートされています。

    CA が Windows Server 2003 SP1 または SP 2 上で実行されている場合、Windows Server 2008 を実行するコンピュータから証明書サービスの Web 登録ページを使用して証明書を要求することはできません。Windows Server 2003 証明書サービスの Web 登録機能は、Xenroll と呼ばれる ActiveX コントロールを利用しています。この ActiveX コントロールは Microsoft Windows 2000 Server およびそれ以降のバージョンの Windows Server で利用できます。ただし、Xenroll は使用されなくなりました。詳細については、Microsoft サポート技術情報の文書番号 922706「Windows Vista と一緒に Certificate Services Web 登録ページを使用する方法」を参照してください。

  • Exchange ユニファイド メッセージング SP1 での米国連邦情報処理標準 (FIPS: Federal Information Processing Standards) のサポート

    米国標準技術局 (NIST: National Institute of Standards and Technology) では、FIPS と呼ばれる標準およびガイドラインを策定しています。FIPS は、米国連邦政府によって運用される IT システムでの使用が推奨または強制されている標準です。FIPS 140-2 には、暗号化モジュールのセキュリティ要件について記述されています。これには、使用できる暗号化アルゴリズムとハッシュ アルゴリズム、および暗号キーの生成と管理の方法が指定されています。Exchange 2007 SP1 のユニファイド メッセージングは、FIPS 140-2 に準拠した方法で構成および実行できます。そのためには、FIPS 140-2 で認定されたオペレーティング システムに、ユニファイド メッセージング サーバーの役割をインストールする必要があります。Windows Server 2003 は FIPS 140-2 で認定されています。

    Exchange 2007 SP1 リリースでは、ユニファイド メッセージング サーバーの役割を実行している Windows Server 2003 コンピュータで FIPS を有効にできるのは、ユニファイド メッセージングが Communications Server 2007 と相互運用されている場合だけです。ユニファイド メッセージングが IP ゲートウェイや IP PBX とインターフェイスを行う場合、FIPS を有効にすることは Exchange 2007 SP1 ではサポートされていません。

以下の既知の問題が該当するのは、使用している環境に Office Communications Server 2007 と相互運用している Exchange 2007 SP1 が含まれている場合のみです。

  • サポートされる環境は、Exchange 2007 SP1 と Communications Server 2007 を実行している環境だけです。

  • 発信呼び出しに関連する A/V 認証サービスの構成

    トポロジ内で、ユニファイド メッセージングと Communications Server 2007 が一緒にインストールされており、Interactive Connectivity Establishment が構成されているときに、Communications Server 2007 エンドポイントがファイアウォールの外側にある場合、ユニファイド メッセージングのトラフィックを A/V エッジ サーバーを経由して送信できます。そのためには、Exchange 2007 ユニファイド メッセージングが、対応する Communications Server 2007 プールにサービスを提供している A/V 認証サービスからトークンを取得する必要があります。A/V 認証サービスは、A/V エッジ サーバーで実行される Communications Server 2007 のサービスです。Exchange 2007 ユニファイド メッセージングは、Communications Server 2007 プールから最初の着信呼び出しを受信したときに、A/V 認証サービスのトークンを受け取ります。これは、ファイアウォールの外側にある Communications Server 2007 エンドポイントに対する、特定の Communications Server 2007 サーバーを経由する発信呼び出し (ボイス メッセージの再生、不在応答メッセージや案内応答メッセージの再生、または不在応答メッセージや案内応答メッセージの変更のための電話での再生機能を使用した呼び出しなど) は、特定の Communications Server 2007 プールから着信呼び出しを (ファイアウォールの内側または外側から) 受信したことがある場合に限り成功することを意味します。

    ファイアウォールの外側への発信呼び出しが失敗する可能性を低減または排除するために、各 UM ダイヤル プランを複数の Communications Server 2007 プールに関連付けることを強くお勧めします。これらの Communications Server 2007 プールは、UM IP ゲートウェイ オブジェクトとして表示されます。

    また、各ダイヤル プランで、発信呼び出し用にこれらの UM IP ゲートウェイ オブジェクトの 1 つだけを有効にします。発信呼び出し用の UM IP ゲートウェイ オブジェクトには、着信呼び出しが最も多く見込まれるものを選択する必要があります。これによって、指定した IP ゲートウェイを経由してファイアウォールの外側にある Communications Server 2007 エンドポイントへの発信呼び出しを行う前に、着信呼び出しが行われている可能性が高くなります。既に着信呼び出しがあった場合、ユニファイド メッセージングは、指定した Communications Server 2007 プールにサービスを提供している A/V エッジサーバーから A/V 認証サービスのトークンを取得しており、発信呼び出しは成功します。

    既定では、各 UM IP ゲートウェイ オブジェクトからの発信呼び出しが有効になっています。IP ゲートウェイ経由の発信呼び出しを無効にするには、Exchange 管理シェルから Set-UMIPGateway <IP gateway name> -OutcallsAllowed $false コマンドを実行します。または、Exchange 管理コンソールで次の手順に従って UM IP ゲートウェイ オブジェクトを無効にすることもできます。

    1. UM IP ゲートウェイオブジェクトのプロパティを開きます。

    2. [全般] タブで、[この UM IP ゲートウェイ経由の送信呼び出しを許可する] チェック ボックスをオフにします。

  • 使用する環境に Communications Server 2007 と相互運用している Exchange 2007 SP1 が含まれている場合、Test-UMConnectivity コマンドレットが機能するのは、ユニファイド メッセージング サーバーから実行したときだけです。

    Test-UMConnectivity コマンドレットはユニファイド メッセージング サーバーからのみ機能します。これは、Communications Server 2007 は信頼関係のあるコンピュータとのみやり取りできるからです。ユニファイド メッセージングが Communications Server 2007 とやり取りするときに、Test-UMConnectivity コマンドレットを使用すると、呼び出しは Office Communications Server 2007 コンピュータに対して行われ、ユニファイド メッセージング サーバーに戻ってきます。公衆交換電話網 (PSTN) に対して呼び出しは行われません。

    注 :
    ユニファイド メッセージング サーバーがセッション開始プロトコル (SIP) ゲートウェイまたは IP PBX とやり取りするユニファイド メッセージング環境では、Test-UMConnectivity コマンドレットは、Exchange 管理ツールがインストールされた任意のコンピュータから実行できます。
    Test-UMConnectivity コマンドレットの詳細については、Exchange 2007 のヘルプで、Test- UMConnectivity に関するトピックを参照してください (このサイトは英語の場合があります)。

  • Exchange 2007 SP1 にアップグレートした後、"Voice Mail" という名前の Outlook ボイス メール検索フォルダにあるボイス メール メッセージにアクセスできません。

    Exchange 2007 SP1 でユーザーのユニファイド メッセージングが有効になる前に、ユーザーが "Voice Mail" という名前の検索フォルダを使用していた場合、ユーザーは Outlook で検索フォルダをクリックしたときに、ユニファイド メッセージングによって作成されたボイス メール メッセージを表示できません。

    これを回避するには、ユーザーは古い検索フォルダを削除するかその名前を変更してから、Outlook Voice Access を通じてログオンする必要があります。ユーザーが Outlook で Exchange キャッシュ モードを使用している場合は、Outlook Voice Access を通じてログオンする前に、/cleanfinders スイッチを使用して Outlook を再起動する必要がある場合があります。

  • ご使用の環境に Communications Server 2007 と相互運用している Exchange 2007 SP1 が含まれる場合、ユニファイド メッセージング サーバーは Communications Server 2007 のユーザー属性を使用して、呼び出し ID をユーザー名に解決することができます。これは、あるダイヤル プランのユーザーが別のダイヤル プランのユーザーを呼び出す場合に便利です。この属性は msRTCSIP-Line と呼ばれ、Communications Server 2007 コンピュータによりインストールされる Active Directory スキーマに属しています。この呼び出し解決機能を有効にするには、ユニファイド メッセージング サーバーには少なくともその属性を読み取る権限が必要です。ユニファイド メッセージング サーバーは LocalSystem アカウントから実行されるため、ユニファイド メッセージング サーバー用の Active Directory コンピュータ オブジェクトには、少なくとも、Active Directory のすべてのユニファイド メッセージングおよび Communications Server 2007 ユーザー オブジェクト上の msRTCSIP-Line 属性の読み取りアクセス権が付与されている必要があります。

Outlook Web Access のクライアント機能

リリース ノートのこのセクションの目的は、ユーザーが Exchange 2007 SP1 の Outlook Web Access のクライアント機能を使用できるようにすることです。クライアントに関するこの情報は、Exchange 2007 SP1 のヘルプには記載されていません。

Outlook Web Access (一般)

個人用配布リスト この機能により、Outlook Web Access のクライアントは新しい個人用配布リストを作成し、既存のリストを編集することができます。

新しい個人用配布リストを作成するには、次の操作を行います。

  1. Outlook Web Access ツール バーの [新規] ボタンの右側にある矢印をクリックし、[配布リスト] をクリックします。

  2. [タイトルのない配布リスト] ダイアログ ボックスの [リスト名] で、配布リストの名前を入力します。

  3. [メンバ] ボックスで、追加するユーザーの名前を入力してから [リストに追加] をクリックします。または、[メンバ] をクリックしてから [アドレス帳] ダイアログ ボックスを使用して、追加するメンバを指定することもできます。

編集を行ったり、既存の個人用配布リストに電子メールを送信したりするには、次の操作を行います。

  1. Outlook Web Access ツール バーの [アドレス帳] をクリックします。

  2. [アドレス帳] ダイアログ ボックスの [連絡先] で、[配布リスト] をクリックしてから、次のいずれかの操作を行います。

    • 配布リストを編集するには、目的のリストを選択して [編集] をクリックします。

    • 配布リストに電子メールを送信するには、メッセージの送信先である個人用配布リストを選択してから、[アドレス帳] ダイアログ ボックスの上部にある [メッセージの作成] をクリックします。

ユーザーがサーバー側のルールを作成および編集可能 この機能により、Outlook Web Access のユーザーはサーバー側のルールを作成および編集できます。

新しいサーバー側のルールを作成したり、既存のルールを編集したりするには、次の操作を行います。

  1. Outlook Web Access ツール バーの [オプション] をクリックし、[ルール] をクリックします。

  2. 新しいルールの作成や既存のルールの編集のために用意されているユーザー インターフェイスを使用します。Exchange 2007 SP1 におけるこの機能の制限の詳細については、このドキュメントの「Outlook Web Access の既知の問題」を参照してください。

2007 Microsoft Office システム ファイル形式コンバータ この機能により、Outlook Web Access のユーザーは、最も一般的な 2007 Microsoft Office システム ファイルの添付ファイルを HTML ドキュメントとして表示することができます。ファイル形式の変換は、Microsoft Office Word 2007 (.docx)、Microsoft Office Excel 2007 (.xslx)、および Microsoft Office PowerPoint 2007 (.pptx) のファイルの種類に対して行われます。

Office 2007 の添付ファイルを HTML ドキュメントとして開くには、次の操作を行います。

  1. 表示する添付ファイルが含まれるメッセージの場所を指定します。

  2. メッセージの [添付ファイル] で、[Web ページとして開く] をクリックします。

削除済みアイテムの回復 この機能により、Outlook Web Access のユーザーは、[削除済みアイテム] フォルダから削除されているアイテムを回復することができます。回復されたアイテムは、ユーザーの [削除済みアイテム] フォルダに戻ります。

削除済みアイテムを回復するには、次の操作を行います。

  1. Outlook Web Access ツール バーの [オプション] をクリックし、[削除済みアイテム] をクリックします。

  2. 回復するアイテム (複数可) を選択して、[削除済みアイテム フォルダに回復] をクリックします。

  3. 用意されているユーザー インターフェイスを使用して、選択したアイテムを [削除済みアイテム] フォルダに回復します。処理が完了すると、ページの上部に "回復が成功しました" という確認メッセージが表示されます。

パブリック フォルダ この機能により、Outlook Web Access のユーザーは、パブリック フォルダでアクセス、投稿、返信の投稿、および検索を行うことができます。

パブリック フォルダにアクセスするには、次の操作を行います。

  1. ナビゲーション ウィンドウで、[パブリック フォルダ] をクリックします。ユーザーのメールボックス階層に代わって、パブリック フォルダ階層がナビゲーション ウィンドウに表示されます。

  2. パブリック フォルダ階層が表示された後、ユーザーは次の操作を行うことができます。

    • パブリック フォルダへの投稿 これを行うには、目的のフォルダに移動してから Outlook Web Access ツール バーの [新規] をクリックします。投稿するメッセージを入力し、[投稿] をクリックします。

    • 既存の投稿への返信の投稿 これを行うには、返信の投稿先にするメッセージを選択してから [返信] をクリックします。

    • 予定表パブリック フォルダでの参照および予定の作成 これを行うには、編集する予定表の場所を指定してから、予定を作成するか、個人用の予定表で行うのと同じ方法で予定表に関するその他のタスクを実行します。

    • パブリック フォルダ階層の検索 これを行うには、ツール バーの [検索] ボタンをクリックして [検索] ウィンドウを表示します。[検索] ボタンを表示するには、パブリック フォルダでアイテムのリストの幅を広げる必要がある場合があります。使用可能なオプションを使用して、検索に使用する条件を指定します。検索条件を構成した場所の下のユーザー インターフェイスで [検索] をクリックして検索を開始します。

      Outlook Web Access を使用してパブリック フォルダを検索した場合、検索エンジンはパブリック フォルダ内のドキュメントや添付ファイルのフルテキスト検索は実行しません。パブリック フォルダでは、フルテキスト インデックス処理は実装されていません。

Outlook Web Access S/MIME

Secure/MIME (S/MIME) は Exchange 2007 SP1 の機能で、これにより Outlook Web Access のユーザーはデジタル署名または暗号化されたメッセージを読んだり、作成したりすることができます。

S/MIME コントロールをインストールするには、次の操作を行います。

  1. Outlook Web Access ツール バーの [オプション] をクリックし、[電子メールのセキュリティ] をクリックします。

  2. [電子メールのセキュリティ] ページで [Outlook Web Access 2007 S/MIME コントロールのダウンロード] をクリックします。

S/MIME コントロールをインストールした後、Exchange 2007 SP1 では特定の制限付きで次の機能がサポートされます。S/MIME コントロールの制限とコントロールに関連する機能の詳細については、このドキュメントの「Outlook Web Access の既知の問題」を参照してください。

署名付きおよび暗号化された電子メールの読み取り ユーザーが S/MIME コントロールをインストールした後、ユーザーは署名付きまたは暗号化された電子メール メッセージを開いて読み、メッセージのセキュリティ設定を参照することができます。セキュリティで保護されたメッセージのセキュリティ設定は、メッセージの上部にある情報バーに表示されます。

署名付きまたは暗号化されたメッセージの作成と送信 S/MIME コントロールをインストールした後では、すべてのメール メッセージは S/MIME フォームで作成されます。ユーザーがメッセージに署名し、メッセージを暗号化できる 2 つの新しいボタンを除いて、フォームは S/MIME ではないフォームに似ています。ボタンの上にカーソルを置いてメッセージに署名した場合、"このメッセージにデジタル署名を追加します" というヒントが表示されます。ボタンの上にカーソルを置いてメッセージを暗号化した場合、"メッセージのコンテンツと添付ファイルを暗号化します" というヒントが表示されます。

署名付きまたは暗号化されたメッセージを送信するには、次の操作を行います。

  1. 新しいメッセージを開いて作成します。

  2. メッセージ フォームのツール バーの適切なボタンを使用してメッセージに署名するかメッセージを暗号化してから [送信] をクリックします。

または、次のように [メッセージ オプション] ダイアログ ボックスを使用してメッセージに署名したり、メッセージを暗号化することができます。

  1. 新しいメッセージを開き、[オプション] をクリックします。

  2. [メッセージ オプション] ダイアログ ボックスで、メッセージに適用する、セキュリティで保護されたメッセージのオプションやその他のオプションを構成します。

S/MIME コントロールの再インストール S/MIME コントロールをインストールした後は、[電子メールのセキュリティ] ページには S/MIME コントロールを再インストールするためのオプションが用意されています。

S/MIME コントロールを再インストールするには、次の操作を行います。

  1. [オプション] をクリックし、[セキュリティで保護された電子メール] をクリックします。

  2. [電子メールのセキュリティ] ページで [Outlook Web Access 2007 S/MIME コントロールの再インストール] をクリックします。

送信メッセージの既定の設定の構成 S/MIME コントロールをインストールした後は、送信メッセージの既定の S/MIME セキュリティ オプションを構成することができます。既定では、送信メッセージに署名や暗号化は行われません。

既定のセキュリティで保護されたメッセージのオプションを変更するには、次の操作を行います。

  1. [電子メールのセキュリティ] ページで [すべての送信メッセージのコンテンツと添付ファイルを暗号化する] または [すべての送信メッセージにデジタル署名を追加する] をクリックします。

  2. 必要な設定を選択したら、[保存] をクリックします。

法律に関する通知

このドキュメントは暫定版のソフトウェア製品に関するものであり、最終的な製品版の発売前に大幅に変更されることがあります。このドキュメントに記載された内容は情報提供のみを目的としており、明示または黙示に関わらず、これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。このドキュメントに記載されている情報 (URL 等のインターネット Web サイトに関する情報を含む) は、将来予告なしに変更することがあります。このドキュメントに記載された情報を使用する場合の危険性およびその使用によって生じた結果に対する責任はお客様自身にあります。別途記載されていない場合、このソフトウェアおよび関連するドキュメントで使用している会社、組織、製品、ドメイン名、電子メール アドレス、ロゴ、人物、場所、できごとなどの名称は架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名などとは一切関係ありません。お客様ご自身の責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用を願います。このドキュメントのどのような部分も、米国 Microsoft Corporation の書面による許諾を受けることなく、その目的を問わず、どのような形態であっても、複製または譲渡することは禁じられています。ここでいう形態とは、複写や記録など、電子的な、または物理的なすべての手段を含みます。ただしこれは、著作権法上のお客様の権利を制限するものではありません。

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